まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
主体的に活動するまちづくりプレーヤーや組織を呼び込む環境作り(長野県飯田市)
まとめ
三石氏は、様々なプレーヤーや市民団体を呼び込むうえで、支援者は黒子役に徹し、事業がまわるきっかけとなることが大事と語ります。飯田まちづくりカンパニーは、人的投資としてイベントの事務局機能を担い、事業利益をイベント運営補助費として投資するなど、裏方として主体的なまちづくりプレーヤーを支援してきました。その結果、プレーヤーはやりたいことに専念することができるようになりました。プレーヤーは主体的に動くことで、より成功体験を意識できるようになります。成功体験が自信に、自信が新たな活性化事業のチャレンジにつながります。また、一人の成功体験は、他のプレーヤーの成功イメージとなり、新たなプレーヤーの誕生にもなりえます。
以上の流れは、支援者がまちづくりの主人公はプレーヤーであることを強く意識した上で、自由に活性化策を展開できる環境を整備し、プレーヤーがそれに応えた結果といえます。
飯田市の概況
人口 101,901人(2018年8月31日現在)
協議会 有