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中心市街地活性化協議会支援センター

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(第2回)中心市街地×農業地域で市の魅力発信を図る「まちなかワイナリー」(茨城県水戸市)

まとめ

天下井氏は、以上の取り組みを始めとして、様々なプレーヤーが中心市街地活性化の取り組みに参画しているといいます。水戸市にはソフト事業に活用できるスペースが3か所あり、市民プレーヤーが盛んにイベントを展開しています。

イベントに活用できるスペースの例  水戸芸術館広場で行われる「あおぞらクラフトいち」(左)と、まちなか・にぎわい・スポーツ広場(通称M-SPO)で行われるマルシェイベント「ガンゲット」(右)
イベントに活用できるスペースの例:水戸芸術館広場で行われる「あおぞらクラフトいち」(左)と、まちなか・にぎわい・スポーツ広場(通称M-SPO)で行われるマルシェイベント「ガンゲット」(右)

さらに、水戸市出身の企業家が市内に投資する動きもあり、まちなかの機能が多様化しています。このような様々な取り組みを通して、宮本氏を始めとする若手まちづくりプレーヤーの輪が広がりを見せ、水戸市中心市街地活性化協議会では、下部組織である専門部会に若手のまちづくりのプレーヤーが多く所属しています。

また、まちづくりプレーヤーや中心市街地で経済活動を始めとする様々な主体が取り組みを構築する場として、コワーキングスペースやまちなかと地域コミュニティを結ぶカフェの設置が進んでいます。これらの動きを有機的に連携させることで、さらに魅力的な取り組みを展開したいと天下井氏は目を輝かせながら語ります。

コワーキングスペース(左)とまちなかと地域コミュニティを結ぶカフェVILLAGE310(右)
コワーキングスペース(左)とまちなかと地域コミュニティを結ぶカフェVILLAGE310(右)

水戸市は多様なプレーヤーが一体となって中心市街地活性化に寄与する仕組みを構築しつつあり、今後の動きにも期待が高まります。