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地元の食と人の温かみで観光客を呼び込む! ~「食の観光施設ながら創業も促進する屋台村」のスキームとは~ (鹿児島市)5

かごっまふるさと屋台村の取材を終えて

取材を終えて、屋台村の最大の強みは「人」であると感じました。屋台村の店主はもちろん、地元の屋台村ファンの方々も屋台村の強みです。この強みを最大限に活かすための工夫も充実しているのがかごっまふるさと屋台村です。コの字型の店内で店主と顧客同士が近い環境から店主や顧客同士の会話が弾み、顧客は店主の調理風景を間近で見ることもできます。つまり、おいしく食べる環境が作り出されています。そして、鹿児島県内産の食材を活かしたおいしい料理。さらに、顧客を楽しませる数々のイベント。かごっまふるさと屋台村は懐かしくて新しい食のテーマパークといえます。これらの取組を通し、鹿児島グルメ都市企画は継続的に収益を生み出しています。

かごっまふるさと屋台村
  • 住所:鹿児島県鹿児島市中央町6番地4
  • 店舗数:26店
  • 直近3年間の来村者(来客数)と総売上
    【平成25年度】来村数40万人 総売上5億5千万円
    【平成26年度】来村数40万人 総売上5億6千万円
    【平成27年度】来村数45万人 総売上6億7千万円

※平成24年4月のオープン以来、平成28年度終了までの来村数と総売上の5年間の集計は、来村者数 222万人 総売上 31億3千万円(速報値)となりました。

先述の通り、青森県八戸の「みろく横丁」を参考にこの屋台村は作られました。屋台村発祥の地である北海道帯広の「北の屋台」をはじめ、その取組が全国に広がりつつあります。その土地の魅力を味わえるツールとして屋台村は発展していくのかもしれません。

参考リンク) 全国屋台村連絡協議会 別ウィンドウで開きます

鹿児島市の概況

地域:
鹿児島県鹿児島市
人口:
597,979人(平成28年4月1日の数値)
分類:
「観光開発」「地域資源・地域特性」「農商工連携」「人材育成」「イベント」
協議会:
あり
実施主体:
NPO法人鹿児島グルメ都市企画

取材日:平成29年1月27日

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