まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
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創業支援と遊休不動産の活用で中心市街地活性化を目指す (株式会社まちづくり三原)3
実践を通した創業支援
「創業マルシェ」や「創業カフェ」は、創業希望者が空き店舗を活用した仮設の店舗でお試し営業出来る取り組みです。週末や祭日に開催され、創業希望者は対面販売を通して消費者ニーズや商品が持つ課題などを肌で感じることができます。
創業希望者の中には、事業の中身が具体化されていない方もいますが、「創業マルシェ」の取り組みでは、こうした方にも対象を広げ、実践を通して創業者の強みや課題の抽出を行うことで事業のブラッシュアップを図る支援をしています。
この創業マルシェに参加した結果、「自分で作っているものにきちんと市場性があり、趣味ではなく仕事として検討したい」とさらに商品に磨きをかけるきっかけとなった創業希望者や、他のマルシェへ活動の場を広げる創業希望者が増えるなど、創業に向けての意識向上が見られるようになりました。さらには、固定店舗との取引に発展させる創業希望者も出てくるなど、創業マルシェは創業に向けての足掛かりとなっています。
創業資金について
創業者の多くが不安に感じている要素の中で一番多いのが財務面の悩みです。三原市では、商工会議所や地元金融機関と連携して、商工会議所の経営指導員や、三原市起業化促進連携協議会メンバーの金融機関が指導やアドバイスの対応を行っています。
また、行政との取り組みでは、三原市役所の「三原市中心市街地新規出店支援事業補助金」など開業の際の店舗内装費や家賃についての補助などがあります。