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中心市街地活性化協議会支援センター

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まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
まちづくり事例

商店街と市民をつなぐ地元FM局(鹿児島県霧島市)4

取材を終えて

「地元愛」という言葉が良く似合うと感じた取材でした。ラジオに出演する市民や商店街店主の笑顔、FMラジオ局の重要性を理解してスポンサーになる企業の多様さにそれを感じることができます。また、ポイントカードのPTA支援ポイント制度は、学校だけでなく、商店街への愛着も高めています。さらに、今回紹介したFMラジオの取組の他にも、商工会議所などが取り組む活性化策にも地域の魅力を発信するものが多くあります。その陰には、まさに足を棒にするまでまちを巡り、その魅力を発見し発信する霧島のまちづくりプレイヤーの存在があります。

霧島市の概況

霧島市の中心地である国分は、1604年に島津義久が舞鶴城を築城したことから発展しました。明国の高官である林鳳山が唐人町をつくり職人を招き入れ、商人町の原点が舞鶴城下に出来ました。このころから、国分の町で葉煙草の生産が始まりました。江戸、明治、昭和を経て、産業の中心は第一次産業でしたが、1970年代に鹿児島空港や高速道路が整備されたことを受け、ハイテク産業が発展しました。この影響から多くの商業施設が立ち並び周辺地域の中核的役割を担うようになりました。

地域:
鹿児島県霧島市
人口:
126,703人(平成29年6月住民基本台帳に基づく)
分類:
「情報発信」「商店街販促」
協議会:
なし
実施主体:
株式会社FMきりしま、協同組合情報タウンこくぶ

取材日:平成29年1月26日

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