まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
市民が考えるまちづくり事業(大阪府堺市)
- 成功要因と成果のポイント
- まちづくりを自分事と捉える人たちの共感・協力する場としてまちづくり部会の設立
- まちづくり部会を通して官民が一市民として地元に必要な事業を思考・構築
- 市民が構築したまちづくり事業が中心市街地活性化基本計画に追加記載
堺市は、市民が提案した中心市街地活性化事業を堺市中心市街地活性化基本計画(以下、基本計画)に追加しました。市が作成した計画を民間に落とし込むのではなく、民間が積極的に中心市街地活性化に関わり、まちづくり事業を自分たちの手で形にしたのです。これは本来あるべきまちづくりの形といえるものの簡単にできるものではありません。その立役者となったのが堺市中心市街地活性化協議会(以下、協議会)の中に民間事業者の発意により立ち上げられた「まちづくり部会」です。
今回はまちづくり部会の会員であり、堺東駅前商店街振興組合の代表理事でもある矢本憲久氏にお話を伺い、市民が中心市街地活性化に関わる姿、中心市街地活性化事業を構築するまでのプロセスを教えていただきました。