本文へ

中心市街地活性化協議会支援センター

文字サイズ
まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
まちづくり事例

子育て世代とシニアの集いの場~『であえーる岩見沢』(岩見沢市)3

多様かつ多くのイベントを開催

ビルを運営管理する株式会社振興いわみざわは、「であえーる岩見沢」においてこれまで多様かつ多くのイベントを開催してきました。2階の交流空間では音楽イベント、手作り体験講座、セミナー、パネル展等、地下1階の交流空間である「であえーるホール」では、映画上映、市民の作品展示、ファッションショー「岩見沢であえーるコレクション」等のイベントを開催してきました。特に、ファッションショー「岩見沢であえーるコレクション」については、「であえーる岩見沢」に出店している婦人服専門店等が参加しており、同店で販売している洋服等をシニアや親子といった地元の方々にモデルとなって着て頂いているものです。このファッションショーのモデルになったことをきっかけに同店の新たな顧客になった方も少なくありません。このように株式会社振興いわみざわと市民団体が一体となって、様々なイベントが開催されていることが「であえーる岩見沢」のもう一つの大きな魅力となっています。

2階 交流空間
2階 交流空間

これらの取り組みにより、「であえーる岩見沢」の平成28年度利用者数は120万人にも上り、岩見沢市の中心市街地の大きな集客拠点として機能を発揮しています。これだけ多くの利用者を集めている要因として、まず、市が重点施策として進めている子育て支援と健康づくりの拠点を中心市街地に集約して整備することで、子どもから高齢者まで多くの市民がまちなかに出向く機会が増えたことがあげられます。そして、株式会社振興いわみざわが、「であえーる岩見沢」内の交流空間や市から指定管理業務を受託している「あそびの広場」を活用し、市や市民団体などとの連携により、多様なイベントを開催していることがもう一つの大きな要因としてあげられると思いました。