まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
継続的イベント実施を実行する力~埼玉県秩父市 みやのかわ商店街振興組合4
まちの概要
秩父市は、埼玉県の北西部にあり、面積は577.83平方キロメートルで、埼玉県全体の約15%を占めています。都心まで約60~80キロメートル圏、さいたま市までは50~70キロメートル圏に位置し、周囲に山岳丘陵を眺める盆地を形成しています。市域の87%は森林で、その面積は埼玉県の森林の約40%を占めています。ほとんどは秩父多摩甲斐国立公園や武甲・西秩父などの県立自然公園の区域に指定されており、自然環境に恵まれた地域です。また、市の中央を流れる荒川は、秩父湖、秩父さくら湖などのダム湖を形成しています。この川によって市の中心部は東西に区分され、東部の平坦部分は市街地を形成し、商店街、住宅地などが集中しています。西部丘陵地帯にある平坦地は、水田など農業用地が多くなっています。
秩父の歴史は古く、旧石器時代後期の約1万6000年前の遺跡が出土しています。
西暦708年に秩父で自然銅が発見、朝廷に献上され年号を「和銅」と改元し、日本最初の流通貨幣「和同開珎」を発行したことでも知られています。今では秩父の貨幣形商品券として流通しています。
また秩父では秩父神社や秩父三十四箇所(札所)など神社寺院も多く歴史を巡る観光客が多いことも特長です。
文化面では日本三大美祭である秩父夜祭が有名で、最近では秩父を舞台にした「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」「心が叫びたがってるんだ。」といったアニメがヒットしました。今では全国のアニメファンが集う聖地としてにぎわっています。
食の面では「みそポテト」や「わらじかつ丼」などのB級グルメや蕎麦、しゃくし菜漬けなどが有名です。
秩父市の概況
- 地域:
- 埼玉県秩父市
- 人口:
- 64,014人(平成29年6月1日の数値)
- 分類:
- 「イベント」「人材育成」「その他」
- 協議会:
- なし
- 実施主体:
- みやのかわ商店街振興組合
取材日:2017年6月17日