まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
店舗開業前に顧客が出来たコミュニティカフェ(埼玉県越谷市)
課題
- 世代間の人的交流の促進
- 廃業が予測される商店街への対策
取り組みと効果
- コミュニティカフェの創設により地域交流を促進
- マルシェや創業支援窓口設置など多彩な創業支援策により街を活性化
「CAFE803&IC803」は、平成28年12月にオープンしたコミュニティカフェです。このカフェは、越谷市(埼玉県)の様々な住人が平日平均90人・祝祭日平均110人(飲食利用数)の交流があるカフェです。越ヶ谷TMO※1とボランティアによって運営されている地域インフォメーションセンターでもあり、創業支援窓口も有しています。「CAFE803&IC803」は、開業4か月にもかかわらず、カフェそのものの成功だけでなく、地域住民同士の交流と創業支援を図る場としても地域社会に期待されています。その成功の基礎は徹底した事前調査と、カフェ開業前の準備期間にあったと関係者はいいます。「CAFE803&IC803」はどのようなプロセスを踏んできたのでしょうか。
※1「越ヶ谷TMO」
平成14年に旧中活法のTMO構想に合わせて当時越谷市商工会が商工会内に設置した越谷 市中心市街地活性化のための会議体。現在は越谷商工会議所内にある。(2016年5月に商工会から商工会議所に移行した。)