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中心市街地活性化協議会支援センター

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まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
まちづくり事例

機動力ある協議会の在り方と新しいプレイヤーの発掘~諫早市中心市街地活性化協議会~5

取材を終えて

今回は諫早市の三者の役割分担と協力体制が、まちの課題の解決だけでなく市民活動を商店街に呼び込み、さらに市に波及する様子を紹介しました。現在、諫早では、平成34年に予定されている新幹線開通への対応や、いさはや市場を含む新たな複合ビルの整備について話し合いが行われています。それぞれが良い話ばかりでなく、課題もありますが三者は前向きにその解決に向けて動いています。今後、どのように諫早が動いていくのかその取り組みを通して学んでいきたいと思います。

諫早市の概要

人口137,801人(男65,198人、女72,603人:平成29年8月1日現在)、面積341.79平方キロメートル。

長崎県のほぼ中央に位置し、三方は海に囲まれています。市の中央部を流れる本明川は市街地を通って有明海に注ぎ、諫早平野は穀倉地となっています。また、肥沃な丘陵地帯は野菜やみかんの産地となっています。

諫早の地名は鎌倉時代には「伊佐早」と文献に残っていますが、1587年に新領主となった龍造寺氏が姓を「諫早」と改めたことから「佐賀藩諫早領」となりました。江戸末期には国の重要文化財となる眼鏡橋が架けられました。

昭和32年に大水害が起きましたが復興し、ニュータウンの形成や企業群の進出などで発展してきました。

取材日:平成29年9月6日