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中心市街地活性化協議会支援センター

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まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
まちづくり事例

人を留め、地域を富ます~めざせ!観光入込39万人~ 長井市中心市街地活性化協議会3

4.地元の魅力を発信するプロモーション活動

長井市では、3セクの山形鉄道、フラワー長井線が貴重な市民の足。同社の社長も、内谷長井市長が務めます。沿線市・町ゆかりの花をあしらった「ラッピング列車」が軽快に走っていますが、さらに食事のできる食堂車両もデビューしました。

長井市あやめ(左上)、白鷹町紅花(右上)、 南陽市さくら(左下)、川西町ダリア(右下)の各ラッピング列車
長井市あやめ(左上)、白鷹町紅花(右上)、
南陽市さくら(左下)、川西町ダリア(右下)の各ラッピング列車

長井の魅力を首都圏へ、全国へ発信するため、「月刊文藝春秋」「CREA Traveller」などの大人向け高級路線の雑誌を通じた観光プロモーションも行っています。さらに市では、2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けて参加国と交流を図る「ホストタウン」にタンザニア連合共和国を相手国として登録されました。

高級路線の雑誌によるプロモーション
高級路線の雑誌によるプロモーション

平成29年1月にも中心市街地活性化協議会が開催されました。会議は毎回、地場産業振興センタービル内のホテルで行われます。同ビルには長井商工会議所も入居しており、長井市活性化の本丸といった感じです。

議事の後は講演会。福島県白河市のまちづくり会社、楽市白河の古川取締役を招き、同社の取り組みを学びました。終了後、古川氏を囲み交流会を開催。市長がホスト役となり、協議会や外部のアドバイザーも加わり長井の将来について語り合いました。

知恵、努力、政策、人脈も総動員した長井市の多彩な取り組み。中心市街地活性化協議会はそれを見守り、激励し、熱く後押しをしているように感じました。

長井市の概要

山形県の南西部、西置賜地区の拠点都市。東はなだらかな出羽丘陵、西は朝日山系の険しい山岳地帯の「水と緑と花」のまち。江戸時代に最上川の舟運が開かれ、「山の港町」となり、高度経済成長期には戦時中に誘致した東芝の企業城下町として栄えた。

協議会の概要

協議会名:長井市中心市街地活性化協議会
所在地:山形県長井市館町北6-27
設立日:2014年7月29日
【都市機能増進】一般財団法人置賜地域地場産業振興センター
【経済活力向上】長井商工会議所

参考リンク) 長井市中心市街地活性化協議会 別ウィンドウで開きます


取材日:平成29年1月29日