まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
“きらり素敵な街・函館~交流拠点整備で賑わいを創出” 市民、観光客の交流拠点をきっかけに、さらに魅力度が上がる街、はこだて (北海道函館市)5
編集後記「終わりに」
全国に共通して見られる、止まらない人口減少の影響、郊外への流失にあえぐ中心市街地。今、手を打たなくてはいつやれるのでしょうか?魅力ある街函館は、行く価値が充分にあります。また、再開発で次のステージへの布石は打たれています。しかし大きな再開発をしても、残念ながら効果を生みにくい時代になってきました。「自分たちの街を自分たちで考えて、動かしていくという視点が、今後もっと求められていくのではないでしょうか。これからの街を一緒に動かすよう、次代を担う担い手が他地域からも集まって来る街になってほしい」と思います。今回は、脚光を浴びている最新の函館の動きをご紹介いたしました。全国の皆様には、ぜひ次の旅行では函館のまち歩きと食を楽しみ、きらり素敵な時間をお過ごしいただきたいです。
まちの概要
函館市は,北海道南端の渡島半島南東部に位置し、北海道にあっても温暖な気候であり、海と山に囲まれた恵まれた自然、北海道第3の人口と集積した都市機能、さらには歴史と伝統に培われた文化財はじめ数多くの観光資源、北海道と本州を結ぶ陸、海、空の交通の要所であり、「北海道の玄関」と位置付けられる中核拠点都市として成長してきました。 全国的にも歴史・文化あふれる情緒豊かな港町として有名で、函館山からの夜景をはじめ、異国情緒のある景観から観光客の人気を集めてきました。例年民間シンクタンクが行う「地域ブランド力調査」の市区町村魅力度ランキングでは、全国第1位に3年連続で選ばれており、きわめて認知度が高く、平成28年3月の北海道新幹線開業により、いまが旬で注目を集めているまちです。
参考リンク) 地域ブランド力調査2016 別ウィンドウで開きます
取材日:平成28年12月5日