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中心市街地活性化協議会支援センター

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まちづくり事例さまざまな市街地活性化課題解決のヒント
まちづくり事例

小さな事業から着実にまちに変化を与える(福井県越前市)

事業成功のポイントと成果
  • 事業実施主体の明確化
  • 事業範囲と事業内容の選択と集中
  • 小さい事業の積み重ねによる中心市街地の課題克服

福井県越前市武生は、奈良・平安時代に国府が置かれていたことや戦国時代には加賀百万石の藩祖となる前田利家が大名として初めて居城を築いたこともあり、歴史的なまち並みや風景が色濃く残る地です。中心市街地の西側は歴史ある神社・仏閣や町屋がまちなかに残っています。東側はJR武生駅が明治時代に開設されたことをきっかけに発展しています。

国府:奈良・平安時代に中央から派遣された国司が政務をとる都市のこと。

歴史的なまち並みや風景が色濃く残る風景(蔵の辻)
歴史的なまち並みや風景が色濃く残る風景(蔵の辻)

このような歴史的背景があったため、伝統産業や文化が栄え、市内には打刃物や箪笥(たんす)、和紙、瓦などの産業が今も残っており、手仕事のまちとしての特徴もあります。

これらの地域資源を活かす計画が武生では立てられてきましたが、事業実施主体がはっきりせず、これまでの中心市街地活性化策は効果が薄いものとなっていました。加えて、昨今では2023年の北陸新幹線延伸による観光客対応策も検討するタイミングとなり、課題対応が急がれています。

その中で、まちづくり武生株式会社(以下、まちづくり武生)が自身の具体的な事業内容(まちの課題克服)を検討し、事業計画に着手してから少しずつまちに変化が生まれてきました。その経緯をまちづくり武生・常務取締役である清水俊行氏(以下、清水氏)にお話を伺いました。