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“きらり素敵な街・函館~交流拠点整備で賑わいを創出”
市民、観光客の交流拠点をきっかけに、さらに魅力度が上がる街、はこだて
(北海道函館市)

4.今後の課題

北海道新幹線の開業により、ますます観光客が増加している中で、函館は駅前の「キラリス函館」オープンを絶好の機会と捉え、11年目を迎えた「大門横丁」や「大門バル」を更に全国に認知してもらい、整備が進む駅前・大門地区、そして本町・五稜郭・梁川地区に至る函館中活エリア全体に賑わいが広がることが期待しています。そのためには訪れる観光客と市民双方に、新しいまちの魅力を十分に伝えることが重要です。また、「函館流のおもてなし」で一人ひとりを満足させ、ファンやリピーターを創出していく戦略の構築も課題です。

5.今後の取組、期待、関係者の声など

今回ご紹介した駅前・大門地区の活性化への取り組みについて、渡辺良三(株式会社はこだてティーエムオー代表取締役)は、最近の函館の動きを紹介しながら次のように話されました。

「当社が設立されてから15年たって、会社の存在がまちに大きく貢献しています。大門横丁(大門屋台村)は平成17年度に開業、ここをやってから黒字化に転換しました。函館駅前・大門地区のまちづくりでは、我々抜きには語れないと思っている。職員4名であるが、それぞれが連携して機動力がある。今後も利益が伸ばせる事業で街が活性化すれば、皆が幸せになれる。」

駅前・大門地区の今後について話を向けたところ、「商業者は疲弊していて、後継者もおらず廃業が多い。そうした中では、それらを組織化して、店舗に誘致するなどできないかと思う。大門には最盛期は250店舗あったが、今は100店にダウンサイズした状況で、今後これらを補うような力になれればよいと思う。」

「まちづくり会社は地域を盛り上げる、人づくりネットワークの中心的存在だと思う。これからも意思の疎通がしやすいようにしていきたい。まずは街には、楽しいことがあり、情報も得られる場であることが大切と思う。」と函館駅前・大門の街を熱心に語っていただきました。

新たな拠点として注目される、キラリス函館の株式会社NAアーバンデベロップメント布村社長は「キラリス函館は地元と観光客の双方を視野に入れたプロジェクトです。観光客のためというよりも、顧客層として地元市民を重視しています。フルオープン前ですが、 先に1階を先行オープンさせて、街としての顔が変わった。最近は空気感も以前とは違う。」

「中活は公共と民間の協働であり、官民一体の取り組みが必要になる。もはや一つの再開発や商業だけで活性化できるような時代ではない。」と取材に答えていただきました。