津山城を地域活性化に活かす城下プロジェクトの取り組み(岡山県津山市)

取り組みのポイント

  • 津山城を「集客拠点」として活かすまちづくり展開
  • 「食」「健康」を地域資源としてアピールする活性化事業
域: 岡山県津山市
口: 103千人(中心市街地人口約6,700人)
類: 「地域資源(城・食・健康)」「観光開発」
会: あり
津山市中心市街地活性化協議会

1.まちの特色

津山市中心市街地は、津山城を中心とした城下町で、出雲と畿内を結ぶ旧出雲街道の宿場町として発展し、先の大戦の戦禍を受けなかったことから、町割りや数多くの歴史的・文化的資源が残っています。中心となる商業地区は、津山城下にあって旧出雲街道に沿って連続的な商店街を形成しています。

しかしながら、車社会の進展とともに、都市機能・行政機能などの郊外移転、大型商業施設の郊外進出、鉄道交通の衰退などの影響を受け、中心商店街の衰退が進んでいます。また平成11年度には、市街地再開発により、岡山市の百貨店を核テナントとする複合大型商業施設「アルネ・津山」(敷地面積13,000平方メートル、地下1階地上8階建)が整備されましたが、それまで繋がりのあった中心商店街が分断されるとともに、「アルネ・津山」による一極集中傾向をもたらし、新たなまちづくりの課題を浮き彫りにしていました。

このような状況を受け、津山市は、平成25年3月に「中心市街地活性化基本計画」の認定を受け、「アルネ・津山」と観光集客拠点「津山城・鶴山公園」に挟まれた中心商業地ゾーン「4核スクエア+駅」を重点区域とし、『歴史・文化を感じ、訪れたい、住みつづけたい城下町』をテーマに、津山独自の歴史や文化を大切にし、暮らしやすい環境整備による、誰もが住み続けたくなる城下町を目指しています。

特に、津山城は、「三段構えの石垣で極めて価値が高く、日本一の平山城」(広島大学大学院文学研究科 三浦正幸 教授)と評価されており、中心市街地活性化の新たな着眼点として、津山城石垣など地域資源価値を最大化するまちづくりが特徴的に進められています。

アルネ津山(左)と城東地区の伝統的町並み(右)

津山市中心市街地の「4核+駅」の骨格図

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