平成28年度中心市街地活性化協議会 関東ブロック交流会(東京都青梅市)

日時 平成28年10月21日(金曜日)13時30分〜18時30分
開催地 青梅織物工業協同組合(東京都青梅市西分町3-123)
主催 中小機構関東本部、中心市街地活性化協議会支援センター
協力 青梅市中心市街地活性化協議会
テーマ 「多様な事業の連鎖効果をまちの原動力に展開!チームワークと機動力」
交流会次第
13時30分〜
開会あいさつ  中小機構関東本部 地域振興部長 渡辺博
開催地あいさつ 青梅市 まちづくり経済部長 清水 宏氏
13時45分〜
「青梅市の中心市街地活性化を目指す流れ」について
青梅市中心市街地活性化協議会タウンマネージャー 國廣 純子氏
14時30分〜
関係機関からの情報提供
関東経済産業局 産業部 流通・サービス産業課 商業振興室長 清水 桂子氏
中心市街地活性化協議会支援センター
14時45分〜
青梅市中活チームぶっちぎりQ&A
15時40分〜
「まちづくりのチームワーク力を引出す強化プログラム」(ワーク説明)
16時05分〜
ヒットマンガを活用した“わかりやすく伝える”ワークショップ
16時55分〜
青梅市中心市街地活性化協議会等が手掛ける事業別プレゼン
アキテンポ不動産、おうめマルシェ事業、おうめ若者カフェ、クラウドファンド、
FAAVO西多摩、シェアキッチンcafeころん、青梅シネマ倶楽部
18時10分〜
閉会あいさつ  中小機構関東本部 地域振興部地域振興課長 石井 康人
参加者数 71名
協議会数 18地域(その他 協議会設立準備中5地域)

交流会概要

今回の交流会のテーマは「多様な事業の連鎖効果をまちの原動力に展開!チームワークと機動力」ということで、本年(平成28年6月)に基本計画の認定を受けた青梅市中心市街地活性化協議会の取り組みの紹介を中心に会が進められました。

【青梅市の中心市街地活性化を目指す流れについて】
青梅市中心市街地活性化協議会タウンマネージャー 國廣純子氏

〈基本計画認定までの道のり〉

認定前の青梅市の状況は、商店街の空き店舗が増え、商店主が70歳以上の割合が全体の34%になるなど、都市機能が機能していない状況にあった。そこで市民有志によるまちづくり活動の動きが起こり、基本計画認定に向けた活動が始まった。國廣氏は2013にタウンマネージャーとして着任。当初の課題は

  1. 市街地内の課題を解決する事業を検討すること(住民などの意識改革、不動産の流動化など)
  2. 産業界へ向けて、中心市街地活性化の取り組みを行う意義を広めること
  3. 事業主体となる組織を作り上げること
  4. 市街地再生に向けた中長期シナリオ計画を作ること

などがあった。

中心市街地活性化の重要性を青梅市民や企業に説き、様々な事業の展開やまちづくり会社設立など、課題をひとつひとつクリアし、中心市街地活性化基本計画の認定にこぎつけた苦労を披露いただきました。

青梅市中心市街地活性化協議会タウンマネージャー 國廣純子氏
青梅市中心市街地活性化協議会タウンマネージャー 國廣純子氏

【青梅市中活チームぶっちぎりQ&A】

「青梅市中活チームぶっちぎりQ&A」と題した、青梅市や青梅商工会議所などの中活チームによるパネルディスカッションが行われました。
市や商工会議所、まちつくり青梅、タウンマネージャー、それぞれの立場において、協議会組織の印象、基本計画認定に向けた取組時の心境、印象に残る事業、成果など、苦労話や成功体験などを発表していただきました。

「青梅市中活チームぶっちぎりQ&A」の様子
「青梅市中活チームぶっちぎりQ&A」の様子

【まちづくりのチームワーク力を引出す強化プログラム】

アイスブレイクとして、まちづくりのチームワーク力を引出すために必要となる“わかりやすく伝える力”を磨くために、「ヒットマンガ」というかるたを使ったゲームをグループに分かれて行いました。
これは、かるた遊びをベースに、吹き出しが空欄になった漫画の1コマカードを使い、読み手が即興でセリフを作って伝え、他の人は該当するカードを予想して早取りするゲームです。漫画から想像できるセリフは数多くあり、わかりやすく伝えるということの重要性を再認識できるアイスブレイクで、会場全体が非常に盛り上がっていました。

“ヒットマンガ”を使ったわかりやすく伝えるゲーム
“ヒットマンガ”を使ったわかりやすく伝えるゲーム

【株式会社まちつくり青梅の取組】

まちの活性化に向け、株式会社まちつくり青梅が取り組む様々な事業をプレゼンテーションしていただいきました。

〈株式会社まちつくり青梅概要〉

平成27年4月に設立された、中心市街地再生事業を専門に行う組織。オフィス常勤2名、アルバイト1名、駐車場管理人4名、契約アドバイザー3名(空き店舗事業、人材育成研修)。経営会議のレギュラーメンバーは、社内取締役6名(5名+スタッフ1名)、社外5名(行政2名、会議所2名、タウンマネージャー1名)で構成し、経営企画や各種事業推進について月1〜2回程度協議している。

  1. おうめマルシェ
    毎年4月から12月の偶数月に開催している。参加事業者は商店街35店、出店事業者20店で、広報手段として自治会回覧、Facebook、twitter,ホームページなどのIT活用、プレスリリースや商工会議所会報誌折込、地域団体や地域金融機関ホームページの掲載やメルマガ展開などを行っており、1回あたり800人から1,000人を集客する。
    収益性と公益性を伴う事業である。
  2. アキテンポ不動産
    中心市街地に新規開業を増やすことを目的として、市内不動産関係者と連携し、空き店舗のオーナーと開業希望者を繋ぐことを目的とした事業。
    毎年1月から2月にかけて不動産ギャラリーを開設、2月末にはツアー型合同見学会を実施している。広報手段としてはFacebook、ホームページなどとともにプレスリリースや会議所会員企業向け折込などのパブリシティも活用している。
  3. 市街地駐車場事業
    時間貸6か所115台分、月極4か所37台分、カーシェアリング2か所2台分の駐車場を管理。平成27年度は延べ10万台超の貸出実績となった。
  4. おうめ若者カフェ
    運営は青梅で地域活動したい市内外の39歳以下の若者を対象とした市民グループで、現在80名が加入している。事業はすべて自主財源を確保して運営しており、直接主催事業だけでなく、地域商店街事業の応援要請にも応えている。
  5. ババコン
    青梅市在住の70歳以上のモデルを公募し、若者カフェ所属のスタイリストやメークチームがプロデュースする多世代交流型ファッションショー。
    その様子を商店街が運営するコミュニティカフェにおいて実施。若者と地域高齢者との交流が深まる効果がある。
  6. FAVVO西多摩
    エリア特化型のクラウドファンディングで、事業にチャレンジする地域住民が自由に企画情報を発信し、寄付協賛をネット上で募り、設定した目標金額を達成した時点でファンド成立となる。地元の青梅信用金庫がサポートしている。
  7. ちゃんちき堂
    青梅に移住した元IT企業サラリーマン夫妻が営むケーキ屋さんであるが、地域貢献を目的とした取組を多数行っている。具体的には、起業者がテスト事業を行うなどに活用するレンタルスペースの提供や、複数事業者がキッチンカーを利用してミニコンビニを展開する事業のプロデュース、などを行っている。
  8. 青梅シネマ倶楽部
    青梅在住の若者による映画上映チームであり、「地域の人と共有したい映画を上映する」をコンセプトに、青梅赤塚不二夫会館などとも連携し、飲食店などとの関連イベントも行っており、地域事業者との連携が深まる効果がある。

ブロック交流会の様子
ブロック交流会の様子

【まとめ】

最後に質疑応答が行われ、閉会となりました。
全体を通し、まちの課題把握から協議会設立を通し様々な課題解決に取り組む苦労話を聞くことができるといった有意義な会合でした。
終了後には交流会も開催され、各地の意見交換が行われるなど、交流深まる交流会となりました。

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