平成26年度中国地域中心市街地活性化協議会・タウンマネージャー&事務局担当者交流会

日時 平成27年2月16日(月) 12:30〜18:00  2月17日(火)  9:30〜12:00
場所 2月16日 下関商工会館3階大ホール
2月17日 しものせき市民活動センター「ふくふくサポート」大会議室
主催 中小機構中国本部、中心市街地活性化協議会支援センター
交流会次第 【2月16日(月)】
  12:30〜14:10  現地見学(希望者)

 ○中心市街地活性化協議会交流会
  14:30〜14:40  開会挨拶   中小機構中国本部
                 下関市中心市街地活性化協議会
  14:40〜15:10  「平成27年度中心市街地活性化施策等について」
                 中国経済産業局産業部流通・サービス産業課
  15:10〜15:30  「中心市街地活性化法に係る高度化事業について」
                 中小機構本部高度化事業部高度化事業推進課
  15:30〜15:50  「下関市における中心市街地活性化への取組」
                 下関市中心市街地活性化協議会
  16:00〜18:00  グループディスカッション(分科会)
                 ファシリテーター 中小機構中国本部中心市街地サポート
                          マネージャー      山ア 洋二
                 ・第1分科会  「中心市街地活性化協議会の情報発信のポイントについて」
                  コーディネーター 山口市中心市街地活性化協議会
                           タウンマネージャー  有田 實氏
                 ・第2分科会 「エリアマネジメントにおける市民参加の可能性」
                  コーディネーター 下関市中心市街地活性化協議会
                           元タウンマネージャー 泉 英明氏
                 ・第3分科会 「空きビルの有効活用について」
                  コーディネーター (株)ワークスープ
                           代表取締役      嶋田 秀範氏
                 ・第4分科会 「まちづくりプレイヤーの発掘・育成について」
                  コーディネーター 米子市中心市街地活性化協議会
                          元タウンマネージャー 杉谷 第士郎氏

【2月17日(火)】
 ○タウンマネージャー&事務局担当者交流会
   9:30〜12:00  「各地域の取組状況と課題について」
                  ファシリテーター 中小機構中国本部中心市街地サポート
                           マネージャー    山ア 洋二
参加者数 59名
協議会数 14協議会(他関係機関7先)

交流会概要

【2月16日(月)】

   交流会に先立ち、希望者を対象に、下関市の中心市街地活性化エリアをめぐる現地見学が行われました。


○中心市街地活性化協議会交流会
交流会の様子

 先ずはじめに、中国経済産業局から特定民間中心市街地経済活力向上事業と中心市街地活性化基本計画(以下「基本計画」)認定の緩和、そして中心市街地再生事業費補助金等の商業・まちづくり関係の支援施策の情報が提供されました。

 その後、中小機構本部から、高度化事業の概要と制度要件が説明されました。

 引き続き、下関市中心市街地活性化協議会(以下「下関市協議会」)から、基本計画事業の概要と中心市街地活性化協議会(以下「協議会」)の組織運営面での取組について、次のとおり報告がありました。

  • 下関市の中活エリアは、下関駅周辺地区と2Kmほど離れた唐戸(からと)地区の2カ所を核とした約215haのエリア。
  • 駅周辺地区ではシネマコンプレックス、駅ビルや子育て支援施設、立体駐車場を整備するとともに、「エキマチコンシェル」という、従来は行政と企業が中心だったまちづくりを、市民の視点で一体となって取組んでいくための市民有志グループを立上げた。
  • 取組の具体的推進に先立って、下関市協議会の駅周辺部会の下にエリアマネジメント等のワーキンググループを設置し、関係者の意識・目的・方向性の共有化を図った。
  • 唐戸地区では、観覧車をはじめとするアミューズメント施設、コンテナショップ、散策のできるテラス(あるかぽーとテラス)等を整備した。
  • 今後策定予定の2期基本計画では、事業者や市民の民間ニーズの吸い上げと民間アイデアの活用がポイントのひとつにあげられる。

下関駅横に建設されたシネマコンプレックス
参考URL
ちいきクローズアップ 下関駅周辺における民間主導のエリアマネジメントによるにぎわい創出の試み

 この後、参加者は4つのグループに分かれ、地域で中心市街地活性化に取組んでいる方々がコーディネーターとなり、取組内容の発表と参加者との意見交換が行われました。



●第1分科会
テーマ
「中心市街地活性化協議会の情報発信のポイントについて」
コーディネーター
山口市中心市街地活性化協議会 タウンマネージャー 有田 實氏
  • 山口市中心市街地活性化協議会(以下「山口市協議会」)では、商業者や住民等の関係者だけでなく、多くの市民に中心市街地の活性化や中心商店街への理解を深めてもらうため、中心商店街のホームページ(以下「HP」)「山口街中」とフェイスブックを立上げ(平成24年〜)、広報誌「くるーニャッ!やまぐち」(平成25年〜)を発行し、積極的に情報発信をしている。
  • HPは、店舗や地域の紹介の他、HPと連動したイベントを実施している。そして、HPを通じてイベント情報を提供するとともに商店街のイベントとも連携させる等工夫を重ね、現在、総ページ(コンテンツ)数は1,500を越えている。
  • 広報誌は、山口市内全戸に配布し、店舗の紹介や中心市街地活性化の必要性をマンガで紹介する等、一般市民に分かりやすく山口市協議会の活動に興味を持ってもらえるように編集している。
くるーニャッ!
参考URL
くるーニャッ!やまぐち 創刊号「山口市中活エリアってどんなところ?」(PDF:11.9MB)
くるーニャッ!やまぐち 第2号「マンガでわかる!中心市街地活性化の必要性」(PDF:9.4MB)
くるーニャッ!やまぐち 第3号「なぜ、中心市街地の活性化が必要なの?」(PDF:14.0MB)
くるーニャッ!やまぐち 第4号「どうして、中心市街地の活性化が必要なの?」(PDF:12.7MB)


●第2分科会
ペデストリアンデッキ
テーマ
「エリアマネジメントにおける市民参加の可能性」
コーディネーター
下関市中心市街地活性化協議会 元タウンマネージャー 泉 英明氏
 
  • 下関駅周辺地区を盛り上げるため、市民公募によるグループ「エキマチコンシェル」を立ち上げた。
  • メンバーのネットワークにより新たなプレイヤーが次々と現れはじめ、イベントもそのネットワークによる新たな参加者が加わり、賑わいが広がっている。
  • 現在、企業、市民、行政が一体となりまちを元気にしていこうという機運が沸き起こっている。
参考URL
ちいきクローズアップ 下関駅周辺における民間主導のエリアマネジメントによるにぎわい創出の試み
協議会訪問 下関市中心市街地活性化協議会


●第3分科会
テーマ
「空きビルの有効活用について」
コーディネーター
 (株)ワークスープ代表取締役   嶋田 秀範氏
  • 北九州市小倉地区で、遊休不動産の活用により多くの雇用を創出し、これを通して産業振興とコミュニティの再生をともに実現させることをテーマとする「小倉家守(やもり)構想」事業に取組んでいる。
  • 空きビルが、リノベーションにより、メルカート三番街、フォルム三番街、ポポラート三番街、ピッコロ三番街等として再生され、開業者・従業員がリノベーション前と比べ300人以上増加し、 まちに活気をもたらしている。
  • 出店者自らが改修に参加して経費を圧縮したり、小さな店舗スペースを設定して、出店しやすくする等の工夫をしている。
  • この取組の当初から「リノベーションスクール」という講座の開催にも参画している。 これは、先ずリノベーションの実践者から経験と手法をレクチャー形式で学び、その後、実際の空き店舗等を対象にグループワークでリノベーションのプランを作成する。そして、3泊4日の最終日には、その空き店舗等のオーナーに向けてリノベーションプランのプレゼンテーションを行い、その提案をもとに事業化に持ち込み動き出すまでを内容にしている。
参考URL
協議会交流会の活動報告 第9回 中部中心市街地活性化ネットワーク会議(豊田市)
協議会交流会の活動報告 平成26年度(第8回)九州・沖縄地区中心市街地活性化協議会交流会


●第4分科会
分科会
テーマ
「まちづくりプレイヤーの発掘・育成について」
コーディネーター
米子市中心市街地活性化協議会 元タウンマネージャー 杉谷 第士郎氏
  • 米子市では、地権者や事業関係者が個別事業ごとにまちづくり会社を設立し、まちづくりを推進している。これらは、小規模事業連鎖型まちづくり、いわゆる「米子方式によるまちづくり」といわれている。
  • まちづくりは継続性のある「事業」として取り組まれることが必要と考えており、その地区にどのような業種・業態で開業することがまちづくりの観点から効果が高いか、タウンマネージャーとして検討しながら推進してきた。
  • まちづくりプレイヤーの発掘の最初のステップとしては、先ず、その空き店舗・ビルの利活用について取組の意思を持っている人に積極的に会い、話を良く聞くことである。
  • 次に、まちづくりのためになるかどうかの観点から「挑戦の応援をしたい人」を抽出し、同様の動機を持つ方々を集めワーキングプロジェクトチーム(以下「ワーキングPT」)をつくり、事業プランづくりを支援している。
  • さらに、必要と思われる専門家等や組織とも連携し、情報や専門知識を入手する。このことは、事業プラン実現のリスクを低くすることにもつながる。
  • この過程のなかで、協議会と取組の課題を共有するため、毎月開催されているタウンマネジメント会議の場に本人とワーキングPTを紹介し、合意を得ている。
  • 作成された事業プランは協議会全体会に提案され、協議会メンバーの合意のもとオフィシャルなものになり、着実な開業につなげている。
参考URL
タウンマネージャーの役割とその取組 杉谷第士郎タウンマネージャー


【2月17日(火)】

タウンマネージャー&事務局担当者交流会
○タウンマネージャー&事務局担当者交流会

 参加者、各地域でのまちづくりへの取組状況が報告され、「協議会の役割」や「商業者・まちづくり会社への支援」について、課題が報告されました。  また、倉敷市協議会タウンマネージャーから、倉敷市が新たに創設した、「倉敷市まちづくり基金」の制度概要が情報提供されました。




以上により、今回の交流会は終了しました。

戻る