北海道地域中心市街地活性化担当者ネットワーク交流会(札幌市)

日時 平成26年2月12日(水)13:30〜17:30
場所 北海道札幌市SAPPOROすみれホテル
主催 中小機構北海道本部
中心市街地活性化協議会支援センター
交流会次第 13:30〜13:05  開会挨拶
13:35〜13:50  機構より参加者紹介
13:50〜15:40  中心市街地商業活性化の事例紹介
         「商店街の魅力づくりに向けて“来街者ではなく来店者を増やす”」
           〜注目される商店街活性化「三種の神器」(まちゼミ、100円商店街、バル)
            第一人者・実践者が一堂に集結! 「三方よし」の真髄に迫る〜
           ○「三種の神器」各取組の魅力やメリットなどをご紹介
            (1)「お店と街のファンづくり まちゼミ」
               岡崎まちゼミの会
            (2)「究極の販促事業 100円商店街」
               船橋市商店会連合会
            (3)「自分の店がイベント舞台 バル」
               (株)はこだてティーエムオー
16:00〜17:00  ディスカッション方式による事例紹介者と出席者との意見交換会
         テーマ「商店街活性化の課題と解決に向けた処方箋」
17:00〜17:10  北海道経済産業局より情報提供
17:10〜17:20  中心市街地活性化協議会支援センター業務紹介
17:20〜17:25  中小機構からのお知らせ
17:25〜17:30  閉会挨拶
参加者数 30名
協議会数 9協議会(関係機関 8先)

交流会概要

交流会風景

  商店街活性化の「三種の神器」と言われている「まちゼミ」、「100円商店街」、「バル」を地域で取組んでいる3名の実践者の方々から次のとおり活動事例報告が行われました。

(1)「お店と街のファンづくり まちゼミ」 岡崎まちゼミの会
  • 「得する街のゼミナール」を略して「まちゼミ」と言っていますが、岡崎市の中心市街地の商店街の店主などが講師となり、プロならではの専門的な知識や情報、コツを無料で受講者(お客様)にお伝えする少人数制の勉強会(ゼミ)です。
  • 平成14年に商工会議所のまちつくり担当者の呼びかけで始まり、年2回開催しています。平成25年夏のまちゼミで22回目となります。
  • これを行うことにより、お店の存在・特長をお客様に知っていただくとともに、お店(店主やスタッフ)とお客様との間に良好なコミュニケーションを築き、信頼関係をより深めることを目的としています。
  • 岡崎市の中心市街地では約80店舗のお店で110以上の講座が開催されており、毎回約1,500名のお客様に参加いただいています。
  • 80店舗のお店の業種は、美容・健康、飲食、物販、サービス、金融と様々で1時間〜1時間30分の時間で少人数制で実施し楽しい学びの場となっています。
  • 「お客様」、「お店」、「地域」の“三方よし”の事業と自負しています。
(2)「究極の販促事業 100円商店街」 船橋市商店会連合会
  • 具体的には、船橋駅からバスで30分の芝山団地商店街での取組をご紹介します。
  • 平成24年3月に視察研修として、近畿地域の100円商店街事業を行っている商工会議所等を訪問したのが始まりで、千葉県では初となるこの取組を同年5月に開催しました。
  • 開催に向けて組織づくりから着手し、準備期間が限られていたため、考えられるあらゆる方法で、開催実施にまい進しました。
  • 当日は、午前中から予想以上のお客様で賑わいましたが、関連イベントとして、警察署の交通安全・移動交番や落語の高座、ビンゴ大会などをあわせて行いました。
  • アンケート結果からは、来街者からの「良かった」という高い評価ばかりでなく、お店でも100円商品以外の販売や新規客の増にも効果が認められ、大成功を収めました。
  • 第2回目を同年9月に開催しましたが、新たな視点として、いかにお客様の来店数を増やすか、お店と店舗間の距離を縮めるかに力を注ぎ、新しいイベントを工夫するなどしました。
  • 回を重ねるごとに、仲間が仲間を呼び、サポーターとなって商店街一丸の関係が生まれてきています。
(3)「自分の店がイベント舞台 バル」 (株)はこだてティーエムオー
  • 「バル」はスペイン語で、英語では「バー」を意味します。来街者に参加飲食店をハシゴしてもらうイベントです。
  • 年間4回開催しています。参加店は大門横丁の26店舗のテナントを中心に周辺飲食店を含め約50店舗です。
  • 客単価は4〜5,000円で約1,000人が来街しています。
  • 特長は、前売りチケット制ではなく、現金制で500円で1ドリンクと1フードとなっていることと、開催経費をテナント会の販促費で賄っていることです。
    これにより参加店の負担は軽くなり、仮に来店者数が少ない場合ても参加に消極的になってしまうことを防止しています。
  • 来街者アンケートで居住地等を調べましたが、函館市内在住が多いのは理解しやすいですが、年代別と男女別をみると、年代別では40代が一番多く30代、20代では女性の方が多いことが分かりました。
  • 今後の課題としては、市内他地域との連携、周辺参加店の拡大、観光客へのPR、大門バル中の関連イベントの拡充です。

 この後、3名の発表者を囲んだディスカッションとなり、熱心に意見交換が行われました。
 主な質問と回答は次のとおりです。

ディスカッション
Q:まちゼミの最初の時、どのようなことが課題だったのか。また、今後の方向性は?

A: 仕組みづくりと参加店の確保。最初、参加店が10に留まりましたが、少なくても20は欲しいと思っていました。
まちゼミ実施後の報告会が重要だと思っています。改善点などたくさんの意見が出てきますが、これを活かして「まちゼミそれ自体を究めいく」ことが大事と思っています。

Q:100円商店街のチラシの内容が「商品」から「人(店主・スタッフ)」の紹介へと変わってきたことについて。それと、一番難しいことは?

A: 回を重ねるなかで、100円商品はもとよりそれ以外の商品の販売額も増えています。人の紹介の方がいろいろな面で効果があると感じています。

Q:バルへのお店の参加負担金との関係で、売上の大小により不協和音が出ることはないのか。

A: テナント会の販促費で実施しており、個別店の負担は2,000円。参加を考え直すお店は少ない。


 引続き、北海道経済産業局から、「地域商店街活性化事業」、「商店街まちづくり事業」等の紹介とともに改正される中心市街地活性化法についての情報提供が行われました。

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