第16回近畿中心市街地活性化ネットワーク研究会〈川西市〉
(近畿ブロック中心市街地活性化協議会交流会)

日時 平成25年11月26日(火) 13:35〜17:35
開催地域 兵庫県川西市
開催場所 アステ川西コンパス130
主催 近畿中心市街地活性化ネットワーク研究会、中小機構近畿本部
中心市街地活性化協議会支援センター
交流会次第 [まちなか見学]
11:30〜12:30  アステ川西、イオン、来個(ココ)かわにし、モザイクボックス、パルティ川西

[第1部] 
13:35〜13:50  川西市の状況&中活計画について
           〈川西市市民生活部生活活性化室産業振興課〉
13:50〜14:05  中活基本計画で進める大型開発「中央北地区整備事業」の概要について
           〈川西市中央北地区整備部地区推進課〉
14:05〜14:20  川西市での「まちゼミ」の取組について 〜実施に至るまでの過程〜
           〈パルティ川西〉
14:20〜15:20  ‐タイプの異なる2つの市民組織‐
           1.街はカーニバルプロジェクト
           2. きんたくんバル実行委員会
15:20〜15:35  質疑等

[第2部]
15:50〜17:20  地域間情報交流
           ・テーマ 大型店等(地元スーパー、チェーン店、コンビニ等も含む)との付き合い方
17:20〜17:40  近畿経産局からの情報提供 他
参加者数 41名
協議会数 10(他関係機関12先)

交流会概要

第1部 川西市の取組紹介等
きんたくん

 川西市から、川西市の立地・産業等そして平成22年11月からスタートした基本計画事業の概要と進捗状況等が報告されました。
 引続き、中核事業の「中央北地区整備事業」の概要説明が行われました。
 この整備事業の概要は次のとおりです。

  • 川西市の地場産業だった皮革産業工場群を換地などにより整理し、22.3haの地区に都市機能の整備を図る。
  • 特徴は、@市が主体となって都市基盤整備や土地の再配置を行う。A飛び換地による集約換地を行う。B(中央北地区は)中心市街地区域内にあり、駅周辺と一体となった活性化を図る。の3点。

 この後、商業施設「パルディ川西」名店会で活発に行われている「まちゼミ」について、取組状況の説明が行われました。

 市民組織による活動報告では、平成22年から取組まれている「街はカーニバル!!プロジェクト」と平成23年の開始から6回開催されている「きんたくんバル(回数券方式の飲み歩きイベント)」(きんたくん:市内の寺に金太郎の墓があることから制作された市のイメージキャラクター)について、報告が行われました。

 「街はカーニバル!!プロジェクト」は、文化芸術のイベントを、民間の横のネットワークのつながりで実施していこうという取組で、「かわにし音灯(おとあかり)」(震災鎮魂の1万本のキャンドルや音楽コンサートを開催)や「東谷(ひがしだに)ズム」(大正モダンなエリアの東谷地区をベースに、マルシェ、コンサート、歴史ハイクなどを実施)というイベントが開催されています。一方、「きんたくんバル」は、毎回80店前後が参加しており、当初のまちなかからの厳しい声をバネに、開催毎にチケットの売上を伸ばしており、参加店舗100以上を目標に努力を重ねています。



会場風景
第2部 地域間情報共有

 中心市街地商業の活性化を推進するうえで、区域内に立地しているスーパーやコンビニ等との連携は大事なことです。
 協議会の構成員に大型店が参加している例も散見されます。
 しかし、各地域では実態として、商業者は大型店等をどう思っているのか、住民はどのように使い分けているのか、
連携できている活動事例はあるのか等について、大型店出身のまちづくり会社関係者からの貴重な発言もあり、白熱した意見交換が行われました。

 主な意見は次のとおりです。

まちなか見学

商業者は大型店等をどう思っているのか

  • 有力な集客施設ととらえている半面対立的な関係という意識もあると思う。特に同じジャンルの商品を扱っている小売店は対立的意識が高く、反面飲食店は低いと思う。
  • ターゲット層が違うため、特に問題はないとする商業者が多いと思う。
  • 個店はともかく商店街としては、いかに共存共栄を図るかという考えを持っている関係者が多いと思う。
  • 昔は対抗する意識が強かったが、今は売上の低下と経営者の高齢化が進み、諦めの雰囲気がある。
  • 視点をかえると、大型店は商店街を対立的な存在とさえ見ていないのではないか。

住民はどのように使い分けているのか

  • おおむね、日常の買物は近所のスーパー、こだわりの品は商店街、土日のまとめ買いは郊外のSC。
  • 高齢者は車を運転しない方が多いので、商店街で買物をしている。
  • 商店街に生鮮店がないため、普段の買物は大型店に流れている。

連携できている活動事例はあるのか

  • 一部のイベントに共同で取組んでいる(高校生が主催の季節のイベント:国道北側の大型店のレシートと南側の商店街のシールを連携させた商品券の抽選イベントなど)。
  • 商店街組合と大型店で商店街連合会ができており、販促イベントは共同で行っている。毎月会議を開き、一緒に企画・運営しているので比較的うまく連携がとれていると思う。
  • 大型店の課題と商店街の課題が共有できれば連携できるのではないか。そのような話し合いの場をつくることが必要。
  • 地元商業者と大型店とが協力してイベントや事業を実施することはない。最近は、大型イベントの時に駐車場を貸してくれなくなった。

 この後、近畿経済産業局から来年度予算に関する情報が提供されました。

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