中心市街地活性化協議会関東ブロック交流会(宇都宮市)

日時 平成25年9月6日(金) 13:00〜17:50
開催地域 栃木県宇都宮市
開催場所 宇都宮共和大学宇都宮シティキャンパス
主催 中小機構関東本部、中心市街地活性化協議会支援センター
交流会次第 [市内見学]  13:00〜14:00
   「再開発地区・予定地区及び諸施設の見学」

[取組報告]   14:25〜15:25
   「宇都宮市における中心市街地活性化の取組報告」
     宇都宮市総合政策部地域政策室中心市街地活性化推進室
     特定非営利活動法人 宇都宮まちづくり推進機構

[グループ討議全体説明]  15:25〜15:40

[グループ討議]  15:40〜17:25
   「テーマ:餃子、カクテル、ジャズ・・・宇都宮市の個性的な取組に学ぶ中心市街地活性化」

[グループ討議の結果報告]   17:25〜17:45

[関係機関からの情報提供]   17:45〜17:50
    関東経済産業局産業部流通・サービス産業課商業振興室
参加者数 62名
協議会数 22協議会(関係機関2先〉

交流会概要

 [市内見学]

 宇都宮市が門前町として発展した、ゆかりの「宇都宮ニ荒山神社」を起点に、すぐ前の元百貨店を更地にして整備された「バンバひろば」、そして(協)宇都宮餃子会が運営(当初、宇都宮商工会議所が開設)する「おいしい餃子とふるさと情報館“来らっせ”」を見学しました。引き続き、再開発予定地区である「大手地区」、「千手・宮島地区」を見学し、「オリオン商店街(全蓋アーケード)」と商店街内の元ファッション専門店ビル跡地に整備された「オリオンスクエア」、その正面の「宮カフェ(宇都宮市のブランド産品の展示販売とカフェ)」を訪れ、その後、「レストランおしゃらく(元公益質屋の大谷石づくりの石蔵を活用)」を見学しました。


視察
取組報告
交流会

  宇都宮市の中心市街地活性化計画の3目標(「集客」、「回遊」、「居住」)が紹介され、多くの取組が報告されました。

 基本計画事業はまだ途中(満了:平成26年度)ですが、進捗状況は次のとおりです。
  ・空き店舗数(参考)
    H21(基準値) 111店舗 → 86店舗(H25)
  ・歩行者・自転車通行量
     H21(基準値) 46,987人 → 48,442人(H23)
  ・居住人口
     H21(基準値) 7,966人  → 8,296人(H24)

 引き続き、特定非営利活動法人宇都宮まちづくり推進機構から、現在最も強力なまちのイメージ“餃子”について、まちおこしのきっかけから現在に至る経緯と、これから浸透を図っていく“ジャズ”と“カクテル”について説明と活動状況が報告されました。

 
餃子
1940年、宇都宮市の陸軍第十四師団が満州チチハルに移駐し、餃子の製法を持ち帰り、その後師団内から周辺に広まる。長く年間餃子購入額で日本一を続け、現在もトップグループを維持。
2002年には「宇都宮餃子」が商標登録された。
 
ジャズ
著名ジャズプレイヤー渡辺貞夫氏ほかの演奏家を輩出しており、近年はジャズを中心とした軽音楽のイベントが活発に行われている。
 
カクテル
日本バーテンダー協会による技能競技で過去39回中市内のバーテンダーが6回優勝している。これは、東京・銀座に匹敵する。また、その他のカクテル大会では17人の優勝者がおり、受賞者は数多い。
グループ討議・結果報告
交流会

「餃子、カクテル、ジャズ・・・宇都宮市の個性的な取組に学ぶ中心市街地活性化」をテーマに、6グループに分かれ、各々ファシリテーターの進行により活発な討議が行われました。  各自、まちづくりや都市のブランディングの取組を報告し、宇都宮市での事例を交えながら、今後の課題等についてグループとしての討議結果を取りまとめました。  まとめられた結果の概要は次のとおりです。

 
1班
・ブランド化・活性化のために組織を立ち上げても、どうしても不参加の事業者がおり足並みが揃わない。
・このような取組は官民連携が大事。
 
2班 
・どこの地域でも、何かをしようとすると反対する人が出てくる。  これはどうしようもないと言える。
・中活に取組んでいる地域は城下町が多い。  それぞれ他とは違う強い特色を出していくことが必要。
・イベントの波及効果が出ていない、という声をよく聞くが   じっくり見ると大なり小なり効果は出ている。
 
3班 
・中活地域で居住者の増加を年代で考えると、高齢者と若者世代がターゲットになる。しかし、若者世代は“まち”に関心が薄く、
 この世代にどう関心を持ってもらうかが重要。
・観光客等の交流人口に、どのようにしたら回遊性を持たせられるのか。地域内資源の評価と戦略が求められる。
 
4班
・行政が呼びかけても市民の理解がなかなか進まない。組織間・組織と市民間(行政だと部署間また行政と商店街と市民間等)での意識の共有と連携が必要。
・結局、中活は地域の総合力が決め手になる。
 
5班
・イベント実施では、実施主体と地域との連携と組織間の連携が大事。事例として、高校生によるディスプレイコンテストやまちなか
 バーベキューがこれにより効果的に開催できた。
 
6班
・ソフト事業(イベント)は、継続性、収益性、地域貢献、そして事業主体等の課題があるが、各組織に役割分担し、例えば収益性に
 ついては民間に任せる、地域貢献については行政に任せる、といった分担が効果的ではないか。
関係機関からの情報提供

 関東経済産業局産業部流通・サービス産業課商業振興室から、「商店街及び中心市街地の活性化施策」として「地域商店街活性化事業」、「中心市街地魅力発掘・創造支援事業費補助金」等の情報提供がありました。

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