中国地域中心市街地活性化協議会タウンマネージャー及び事務局担当者交流会〈玉野市〉

日時 平成25年8月1日(木) 14:10〜17:15
開催地域 岡山県玉野市
開催場所 玉野商工会議所会議室
主催 中小機構中国本部、中心市街地活性化協議会支援センター
交流会次第 [講演会] 14:10〜15:10
中心市街地活性化協議会におけるタウンマネージャー及び事務局に求められる役割
      ― 新たな展開を迎えた中心市街地活性化協議会 ― 」
     〈前長野TMOタウンマネージャー〉

[報告会] 15:10〜15:30
「玉野市における中心市街地活性化の取組と課題」
     〈玉野市中心市街地活性化協議会タウンマネージャー〉

[意見交換会] 15:40〜17:15
 アドバイザー:前長野TMOタウンマネージャー〉
参加者数 18名
協議会数 9〈関係機関 2先〉

交流会概要

[講演会]
講演会

 経産省産業構造審議会中心市街地活性化部会の提言について、5つのポイントに分け、その内容について説明がありました。

  1. 中活の現状の評価と課題
  2. そしてこの状況を生んだ原因
  3. 政策の必要性と方向性
  4. 具体的プロジェクトとしては、病院移転跡地の図書館建設等を予定している。
  5. 具体的な施策の方向性(協議会、まちづくり会社、タウンマネージャー等)
  6.  

 次に、タウンマネージャーに求められる資質・能力について、イギリスATCM(英国タウンセンターマネジメント協会)と対比しつつ解説され、タウンマネージャーの役割を次のとおり説明されました。

  1. 中心市街地を理解し、活性化への自分の考えを描く。
  2. パートナーシップを発揮させる。(・中活のリーダーは市長 ・中活の理念の共有)
  3. 事業を実現させ、活動を率先する。
  4. 活性化に向けての調整役を果たす。
  5. まちづくり会社活性化事業と責任ある業務執行に留意する。
  6. まちづくりを担う人材育成(・ハード整備をマネジメントする人材 ・その後、ソフト事業を担う人材)
[報告会]

 瀬戸大橋開通に伴う宇高連絡船の廃止とそれによる遊休地の発生と活用方策について説明があり、平成25年3月に戦略補助金により建設された温浴施設「たまの湯」が紹介されました。また、「たまの湯」周辺の遊休地を活用する「JR宇野駅東広域交流拠点整備計画(ホテル、親水公園、戸建住宅、シニア向け住宅、高齢者向け賃貸住宅等)」の状況について報告がありました。

たまの湯

 引続き、クリエイターを中活地区を中心とする空き店舗に移住させるという「クリエイター交流拠点“UZ(うず)”設置、運営事業」について説明があり、この事業により、平成24年度から現在までに16組30人の方々が移住されたとの報告がありました。

 今後の課題は、以下のとおりです。

  1. 各事業の確実な実施
  2. 検討中の事業及び新規事業の具体化
  3. 多様な組織との連携
  4. 次世代の人材育成 など
[意見交換会]
交流会全体風景

 タウンマネージャーに関することを含む中活全般について、参加者から報告が行われ、適宜アドバイザーからの助言を交え、活発に意見交換が行われました。主な意見は次のとおりです。

  • 専任の事務局担当が少なく、苦労している。
  • 官民連携体制を強化したいが、連携先の団体により意識の違いが非常に大きい。
  • 市長に協議会の考えを直接伝えるツールを持つことが重要。
  • ハード整備ができても、これを利活用するソフトに知恵を出すことが重要。
  • 補助事業の種類により事前・事後の売上額の報告を求められるものがある。しかし、商店街組合の加入率が激減しているため報告できず、やむなく申請を諦めざるを得ない状況。
  • 行政において計画をつくる部局と事業を実施する部局が違う場合、微妙に連携をとりにくいことがある。
  • 行政の中活に対する熱意が大事。しかし、選挙や核となる事業の何らかの事情による頓挫等により、一挙に熱が冷めてしまうことがある。
  • 核となる事業を戦略補助金で考えていたが、これが廃止になり、他の支援策で対応すべきなのか、補助事業の組み立てが複雑になっており、苦慮している。
  • エリア毎にまちづくり会社をつくり、個別の事業を機動的に実現させることは効果的である。
  • 基本計画の延長を予定している。その延長となった期間で2期計画をとりまとめたい。
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