まちづくり会社訪問

全国中心市街地活性化まちづくり連絡会議第18回勉強会

平成28年6月29日から30日にかけて東京都新宿区で開催された「全国中心市街地活性化まちづくり連絡会議第18回勉強会」に参加させていただきましたので、概要を紹介します。
 *「全国中心市街地活性化まちづくり連絡会議 (以下「全まち会議」)についてはこちらをご参照下さい。

1.全まち会議第18回勉強会次第

(1) 勉強会【6月29日(水曜日)13時30分〜18時15分】

1) 会長挨拶
株式会社まちづくり松山 代表取締役 日野二郎氏
2) 来賓挨拶
国土交通省 都市局 まちづくり推進課 官民連携推進室 室長 中村健一氏
3) 第10回総会
 
4) 国からの情報提供
内閣府 地方創生推進室 参事官補佐 柳幸一氏
経済産業省 地域経済産業グループ 中心市街地活性化室 室長補佐 関日路美氏
国土交通省 都市局 まちづくり推進課 官民連携推進室 室長 中村健一氏
5) パネルディスカッション
一般財団法人柏市まちづくり公社 ブランディングアドバイザー 藤田とし子氏
株式会社まちづくり松山 代表取締役 日野二郎氏
一般財団法人岐阜市にぎわいまち公社 まちづくり推進課 係長 白橋利明氏
株式会社あつまるタウン田原 タウンマネージャー 丸山尚孝氏
6) グループ討議
フェイズ1:これまでの取り組みの課題(地域問題、組織運営など)
フェイズ2:今後のまち会社の役割とは
発表会

(2) 勉強会【6月30日(木曜日)9時30分〜12時45分】

1) グループ討議
フェイズ3:フェイズ2実現のための検討事項
フェイズ4:全まちで取り組むべき研究テーマ
発表会

2.全まち会議第18回勉強会の概要

勉強会の様子

(1) 勉強会【6月29日(水曜日)13時30分〜18時15分】

先だって行われた全国中心市街地活性化まちづくり連絡会議総会の後、内閣府柳幸一氏、 経済産業省関日路美氏、国土交通省中村健一氏から、各府省の取組について情報提供がありました。

「パネルディスカッション」では、株式会社あつまるタウン田原タウンマネージャー丸山尚孝氏、一般財団法人岐阜市にぎわいまち公社 まちづくり推進課係長白橋利明氏、株式会社まちづくり松山代表取締役会長日野二郎氏より、まちづくりの取り組みに対する事例が紹介されました。

丸山氏からは田原市の現状と取り組みが発表されました。田原市は愛知県南に位置する、人口63,000人の街で、水と太陽と風に恵まれた地形であることから“花”を中心とした農業が盛んであること、工業ではトヨタ自動車の部品等を出荷し大変盛んである。しかしながら商業においてはこれといった目立つものもなく、商業活性化は大きな課題であった。そのため株式会社あつまるタウン田原では2004年に複合商業施設「セントファーレ」を開業、商業施設の整備について取り組んでいる、という報告がありました。

白橋氏からは岐阜市の状況と課題について報告がありました。岐阜市は人口420,000人で半径10km以内に大規模小売店が乱立している状況にある。居住人口、商店街通行量は減少が続き、土地価格も下落している。そのような状況下、岐阜市100%出資の一般財団法人岐阜市にぎわいまち公社では、行政主導民間参加型から脱却し、民間主導行政参加型を目指し、公的中間支援組織として役割を明確化していきたいとのこと。課題としては安定した収益の確保、中心市街地活性化基本計画終了時の役割、商店街含めた民間まちづくり会社とのかかわり方について、などを挙げられた。

最後に日野氏より松山市の取り組みについて報告がありました。松山市では“まちの駅”たる拠点駐車場を軸とした地方都市市街地構想を掲げ、まちづくりの多くは商店街を中心とした民間主体で行うべきとの考えのもと進められている。「すぐに入れる駐車場を」など駐車場の課題を明確にして政策提言を積極的に行っていきたい、とのことでした。

交流会の様子

初日の最後は参加者が7グループに分かれ、フェイズ1:これまでの取り組みの課題(地域問題、組織運営など)、フェイズ2:今後のまち会社の役割とは、というテーマでグループ討議が行われました。

グループ討議の主旨は、今後二年間、会活動の主力を1.まちづくり会社の今後の役割の掘り下げに係る討議、研究、レクチャーなどとし、一定の成果があれば外部提言なども検討する。2.今秋からの勉強会からテーマ別の分科会を立ち上げていきたい考えがあり、その分科会テーマ設定のためのキーワード抽出を、目的とした。

今後のまち会社の役割について、多くの切り口が見いだされたが、「人材育成」「安定的収益確保」「関係者調整」「情報集約発信」「エリアマネジメント」「にぎわい創出」「社会的信用力の向上」などのキーワードが意見として多く挙げられました。

初日終了後には「ホテルグランドヒル市ヶ谷」に於いて会員同士の懇親を目的とした交流会が行われました。

(2) 勉強会【6月30日(木曜日)9時30分〜12時45分】

グループ発表

2日目においても7グループに分かれ「何を分科会テーマとしますか?」をテーマに、フェイズ3:前日抽出した「今後のまち会社の役割」実現のための検討課題、フェイズ4:全まちで取り組むべき研究テーマ、について議論し取りまとめを行いました。

取りまとめられた内容はグループ発表され、多くの意見が見いだされました。今後、研究会として取り上げられるテーマについては今勉強会での意見を踏まえ、今後、全国中心市街地活性化まちづくり連絡会議ホームページ上で報告されるとのことです。

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