協議会訪問

宮崎市中心市街地活性化協議会の取組

宮崎市の概要
宮崎県庁

宮崎市は、「太陽と緑のくに」のイメージで知られる宮崎県の県央部にあって、温暖かつ風光明媚なところから、昭和40年代には新婚旅行のメッカとして脚光を浴びました。またプロ野球やJリーグなどのキャンプ地しても高い人気があります。
この間、平成10年には中核市へ移行し、平成18年には近隣3町と合併し、人口約37万人、面積597平方キロメートルの都市になりました。


最近では、東国原知事の誕生により宮崎県の人気は皆さんもお聞き及びのところと思います。
宮崎市の中心市街地は、県庁や市役所をはじめとする行政機関や公共公益施設が集中立地するほか、企業の支店や都市型大型店が建ち並び、様々な都市機能がコンパクトに集積した中心市街地になっています。

 

しかしながら、モータリゼーションの進展やそれに伴う市街地の拡大、消費行動の多様化などにより、中心市街地における人口や店舗数の減少などの空洞化が進み、平成17年の郊外型大型店の進出は、中心市街地にも大きな影響を及ぼしました。

宮崎市の取組

宮崎市では平成19年5月に中心市街地活性化基本計画の認定を受けました。『夢を育むみんなの街』〜橘通りを中心とした公園化〜を基本理念に中心市街地活性化の基本目標とプロセスを設け67のプロジェクトに取り組んでいます。


認定以前から積極的に取組んでいる主な事例をご紹介しますと、

Doまんなかモールパンフレット

Doまんなかモール委員会

中心市街地の7商店街と5大型店により、商店街の再生と維持・発展を目的として平成17年に発足しました。年間を通した賑わい創出のためのイベントの実施や安全で快適な商業空間の整備、環境美化等のまちづくりにおける様々な課題について、「あたかも一つのショッピングモールのように」協働・連携して取り組んでいます。


交流広場の創出

大型店の増床と道路の付け替え

中心市街地の核ともいうべき大型店の増床と市道の付け替えによる交流広場の整備等により、賑わいの創出や商店街への回遊性へと繋がってきています。

認定基本計画の概要

宮崎市では、中心市街地活性化の推進にあたって次のような基本目標の下に現在各種事業が進められています。


賑わいの創出

市民活動・文化活動を通じた多世代交流による賑わいの創出


まちなか居住環境の向上

個性や魅力にあふれた人が住まい・集うまちづくり


就業機会の増加

様々な目的の人が満足できる楽しみ憩える商業を核とした空間の形成


交通利便性の向上

まちなかの活力を支え人と環境にやさしい交通体系の形成

宮崎市中心市街地活性化協議会の取組

宮崎市では、「経済活力の向上の柱」として宮崎商工会議所、「都市機能の増進の柱」として財団法人宮崎市花のまちづくり公社を必須構成員として平成19年2月に協議会が設立されました。
また、宮崎商工会議所ではこれまでに下記のような事業を推進してきたほか、最近では、「ランドオーナー研修事業」を開催し、商業者や地権者のコンセンサス形成を図るための研修や懇談会等を開催するほか、商業者や地域住民等が行う各種イベント事業に積極的に参加をしています。


中心市街地駐車場共同利用推進事業

駐車場の共同利用を進めることで、中心市街地を一つのモールとして捉えることにより、郊外大型店の無料駐車場に対抗でき、中心市街地への来やすさを高めます。


空店舗対策事業(事業研究奨励制度)

中心市街地の空店舗へ出店する事業者に対し、一部事業研究費として補助を行うことにより、商店街における賑わい回復、テナントミックス形成支援として事業を推進しています。


まちづくり活動推進事業「ガガエイト運営事業」

中心市街地にコミュニティスペースを確保し、来街者に憩いの空間やまちなかイベント等を開催する空間の提供を行っています。


駐車場案内パンフレット・空店舗対策事業・gaga8

宮崎市では、こうした連携事業の推進により、商業者、行政、NPO、市民、協議会等の連携が益々高まり、数々の事業が動きだしています。最近では、観光スポットとして注目されている県庁前の楠並木通りでの朝市なども始まりました。 

宮崎市中心市街地活性化協議会組織図

編集後記

宮崎市では、中心市街地の商店街と大型店が連携して賑わい再生に向けて頑張っています。行政も次から次へと効果的な事業を推進しています。また、宮崎商工会議所をはじめとする協議会も各事業の推進に取組み・参加をしています。
こうしたことから、活気のあるまちづくり活動が推進しつつあります。

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