協議会訪問

飯田市中心市街地活性化協会の取組

まちを終の棲家へ
飯田市のシンボル「りんご並木」のりんご

「ゆりかごから墓場まで」という言葉がありますが、ここ飯田市でも「飯田で生まれて飯田で死ぬ」ために必要なまちづくりがなされています。飯田で生まれて、飯田を大好きになって、大好きな飯田で死ぬためには、どのようなまちが理想的なのでしょうか。そのような命題を常に念頭におきながら、まちづくりの現場においては多くの取り組みが実行に移されています。


人通りが少なくなった中心市街地にもう一度人に住んでもらう。住んでもらうからには日常に必要なスーパーや非日常を演出するレストランなどの機能をもう一度揃え、子供からお年寄りまですべての人が楽しく快適に暮らすことが出来る街でなければならない。

それらを解決するために進められたのが、トップヒルズほんまち、トップヒルズ第二、銀座堀端ビルの再開発やりんご並木三連蔵、アシストホームりんご、まちカンビル2002の整備などです。それらにより飯田市の中心市街地に、住宅、高齢者対応住宅、スーパー、レストラン、市の分庁舎、オフィス、人形美術館などが整備されました。


トップヒルズぼんまち
トップヒルズ第二

これらの事業により再び中心市街地に賑わいが戻りつつあります。銀座堀端地区の事業の終了により大型の施設整備(ハード)事業は一段落しますが、改正中活法に基づきに設立された中心市街地活性化協会を中心とした活性化事業が今後の飯田市の中心市街地を益々楽しいものにしていきます。
飯田市には、揺るぎないコンセプトとそれを実行に移すまちづくりの担い手が多くいるのです。


アシストホームりんごと銀座堀前ビル
タウン・アドミニストレーター

平成19年10月2日に飯田市中心市街地活性化協会が設置されました。設置者は、飯田まちづくりカンパニーと飯田商工会議所です。
この協会には大きく二つの特徴があります。

ひとつはその名前です。これまでは「・・・・活性化協議会」というのが通例でしたが、飯田市では「・・・活性化協会」という名前がつけられました。これは、この組織が単なる「協議」の場ではなく事業を主体的に推進する者が集まる「協会」でありつづけるという意思の表れです。
二つめが、タウン・アドミニストレーターです。タウン・アドミニストレーターとは、飯田市中心市街地活性化協会の規約にも規定されており、協会の運営、各事業の企画、調整及びその実施について執行・監理するのがその主な役目です。つまりタウン・アドミニストレーターは飯田市のまちづくりの「司令塔」です。
今後の飯田市のまちづくりは、飯田市中心市街地活性化協会を中心に進められていきます。

飯田市中心市街地活性化協議会
まちづくりの担い手

飯田のまちづくりを語る上で欠かせないのが「(株)飯田まちづくりカンパニー」とNPO法人「いいだ応援ネットイデア」です。
(株)飯田まちづくりカンパニーは、飯田市中心市街地活性化協会の構成員であるとともにこれまで飯田のまちづくりの中心的な役割を果たしてきました。具体的には、「トップヒルズ ほんまち」に整備された飯田市初の分譲マンションの販売(完売)をはじめ、3つの再開発ビルの管理運営、テナントミックス施設の「まちカン2002」並びに「三連蔵」の管理運営などを手がけ、ハード面、ソフト面の両方において多くの知見を蓄積しています。

一方、NPO法人「いいだ応援ネットイデア」は、長野県飯田下伊那地方の有志が集い、人づくり・まちづくり・地域づくりの推進に取り組んでいるグループです。イデアは、飯田駅前にある「ジョイマートユニー」の4階の一角のチャレンジショップ 「創造空間」の運営をはじめ、「丘のまち商業活性化事業」として「一店逸品運動」の実施、また、「創業支援・経営コンサルティング事業」として各種セミナー、講座を実施しています。
このように、(株)飯田まちづくりカンパニーとイデアは、今後も飯田市の中心市街地の活性化事業を牽引していくことを期待されています。

三連蔵、まちカン2002、創造空間、一店逸品活動
中心市街地活性化基本計画

このように飯田市では、確かなコンセプトとそれを実施する地域団体が密接な連携のもとまちづくりを進めています。
今後は、このほど設置された飯田市中心市街地活性化協会と意見交換しながら飯田市において中心市街地活性化基本計画が策定される予定です。
この基本計画を契機に、地域が更に一体となって益々魅力あるまちづくりに取り組み、全ての人が楽しく過ごすことが出来るまちになるものと期待されます。

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